高圧事業部


高 圧 事 業 部

(1) LPガス容器の再検査

LPガスボンベは液化石油ガス法に基づき、定期的に検査及び再塗装が施されている。その周期は5年。再検査工程の主な内容は以下の通り。

受け入れ確認(記号番号照合)→残ガス処理(残液・残ガス回収→一時外観検査→バルブ取り外し)→耐圧試験(膨張測定試験→内部検査)→外観研掃(ショットブラスト処理)→二次外観検査→刻印打刻→粉体塗装→焼き付け乾燥→膜厚測定→バルブ取り付け→法廷表示

 同所では年間約4万本のガスボンベの再検査・塗装が行われている。

(2) 粉体塗装導入の経緯

 弊社が粉体塗装を導入したのは、2011年8月。これまでは、下塗り→上塗り→焼き付け乾燥の工程で、液体自動静電塗装システムを採用していた。液体塗装導入の決め手になったのは、従来の塗装スタイルには必備である水洗塗装ブースのメンテナンスの煩雑さと従業員の作業環境の改善とらっじの産廃費用の軽減である。

こうした目的から、摩擦帯電式静電粉体塗装システム(MTR-400)を2基導入した。

塗装ブースは2基連結式。それぞれ専用色ブースとして稼働している

(3)塗装の工程

耐圧検査を終えたガスボンベはショットブラストで旧塗膜が剥離処理され刻印を施した

後に塗装ラインへと移行する。

着荷⇒第1塗装ブース(粉体塗装・グレー色専用)⇒第2塗装ブース(粉体塗装・アイボリー色専用)⇒焼き付け乾燥(180°C×30分)⇒脱荷